7月10日マルゴー村テイスティング パヴィヨン・ルージュ他
Pavillon Rouge du Ch.Margaux (Margaux 2nd)2006
Chevalier de Lascombes (Lascombes 2nd)2005
Ch.Chantelune2006
エレガントさでは、世界でも群を抜く存在のマルゴー。
土壌の多彩さから、深みがより多く感じられるのも魅力ですね。
お料理も深い味わいのソースを使った質感の柔らかいお肉と
合わせたいですね。
Pavillon Rouge du CH Margaux 2006
厳格な選別から造られるシャトー・マルゴーのセカンドワイン!
五大シャトーのなかでもエレガントで女性的と評されるのがシャトー・マルゴー。
1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。
支配人のポール・ポンタリエ氏はシャトー・マルゴーを
「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」という表現をしています。
女性らしいと形容される理由は
並外れたタンニンのしなやかさによります。
柔和で優しく香り高い。
そのマルゴー特有のエレガンスを最大限に引き出すため、
ここ10年間でカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を
高める方向にシフトしています。
Ch マルゴーがよりカベルネの比率を高める方向に
シフトしたため、それまでそこにに使用されていた
最高品質のメルローがパヴィヨンにまわされるようになりました。
そのためにここ10年、
セカンドキュヴェであるパヴィヨン・ルージュの
クオリティは劇的に向上しています。
2006年には全生産量のうち
ついに54%がパヴィヨン・ルージュにまわされました。
以前のヴィンテージなら
Ch マルゴーに回されていた葡萄が
このキュヴェに使われています。
ファースト・ワイン用に栽培されたメルローも
厳しい選別が行われ、
ファースト・ワインにならなかったメルロー種を
40%ブレンドしてパヴィヨン・ルージュは造られています。
通常セカンドのぶどうは、
樹齢10年から15年のぶどうが使われますが、
シャトー・マルゴーの格落ちのメルローを
ブレンドする事により、よりパワフルなワインとなりました。
風味豊かで、新鮮で、
おそらくまだ固さを感じるフィニッシュですが、
数年後には優美で素晴らしいバランスのワインになるでしょう。
2006年のCH.マルゴーは
【ワインアドヴォケイト誌(パーカー)93点獲得!】
【ワインスペクテイター誌95点獲得!】
※上記はCH.マルゴーのポイントです。
「ワインの女王」として君臨するシャトー・マルゴー。
3世紀にわたってシャトー・マルゴーは
そのワインの高い品質で、
メドック南部全域に君臨している。
その優位性は思慮深い歴代の所有者が
丁寧に選んできた極上パーセル(区画)の
テロワールに負うところが大きい。
人々を魅了してやまないこのグラン・ヴァンの個性は、
オールドローズやスミレのむせるようなブーケが持つ
フィネスと甘美さ、
そして柔らかくなるまでに長い熟成を要する
引き締まりかつぴんと張りつめた
前面には出てこないタンニンという、
相反する要素が存在していることが特徴である。
このクリュは両性具有のワインであり、
ヤヌス(二つの顔を持つ古代ローマの神)を思い起こさせる。
「ル・クラスマン」2004年版より
今月の講座の、
7月22日・・東部ガスさんワイン講座
7月28日・・HNKさんチーズ講座のため、
18:00~21:00時まで
留守に致します。
ご迷惑をおかけ致しますが、宜しくお願い致します。
お宿でワイン・コンセイエ
ワインショップ&バー Atelier du vin
福島県郡山市桑野3-14-4
クローネ郡山2階
phone 024-954-7666 / 07066827430
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定休日 日曜日・月曜日
タグ :マルゴー
Posted by 加藤洋子 at
2010年07月09日15:13
│ワイン&チーズレッスン