有明の月
友人の今は亡きピーちゃん
振り向けばそこに
有明とは月が未だ残っているのに開けていく空のことです。
そして有明の空に残っている月が有明の月。十六夜以降の月のことをさすそうです。
すっかり影が薄くなって、透けて見えそうなほど儚い有明の月は、切ない恋の思いをいっそうかきたてるものとして、よく和歌に詠まれています。
明け方の空は、ダイナミックなドラマが繰り広げられる時間です。
どうしても明るく染まり行く空や昇る太陽のほうに目がいきますが、そんな中で西の空を振り返り、消え行く月を見つめる瞳・・・・・・なんて優しい瞳でしょうか。
いつも前ばかりみていないで、たまには後ろを振り返ってあげてください。
ずっとあなたを見守っている眼差しに気づくはずです。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
ワイン・カフェは、10月10日から
Fridays &Saturdays 12:00~22:00
Sundays 12:00~20:00
10月からのワイン&チーズレッスンの詳細はこちらから → リンク
クローネ郡山2階
phone 07066827430
Posted by 加藤洋子 at 2008年09月24日23:00