丹誠 たんせい
赤い心?
丹誠の「丹」は赤い色のことです。
「赤」は「明るい」に通じ、「明らかな」とか「正真正銘」のという意味があります。赤の他人、真っ赤な嘘、赤裸々などの「赤」が層です。ですから、赤心と丹心は、どちらも嘘偽りのない誠実な心のことで、同様に、赤誠、丹誠、丹念という言葉も生まれました。
「赤い心」とか「赤い誠」と言われても、真心というイメージがあまり湧かないかもしれませんが、「赤」の語源は「夜が明ける」意味の「あく」から来ているそうです。夜が明けたばかりのような、まっさらな心という感じでしょうか。
心に夜明けの心を持って何かをする。それが丹誠をこめるということなのでしょうね。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
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Posted by 加藤洋子 at 2008年09月25日23:00