芝蘭の交わり
感化し合い、高め合える間柄
「芝」は零芝のこと。サルノコシカケ科の「万年茸」というきのこで、今でもさまざまな難病に効く漢方薬として珍重されています。
「蘭」は秋の七草の一つで、藤袴のことです。乾燥させるとよい香りがするので、中国では匂い袋にいれたそうです。 あわせて
芝蘭というと、すぐれた人を形容する時に使われます。
昔から人々は、素晴らしいと思える交友に名前をつけて、たたえてきました。芝蘭の交わりとは、お互いが気持ちよく自然に影響し合い、高めあっていける、そんな間柄をいうのでしょう。他にも、「金石の交わり」「爾女の交わり」「管鮑の交わり」「刎頚の交わり」・・・・・・・
もちろん、名前などつかなくても、人と人が交わり、心と心が通い合う。それだけで、すばらしいことですね。
『美人の日本語」 山下景子著 幻冬舎より抜粋
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クローネ郡山2階
phone 024-954-7666
Posted by 加藤洋子 at 2008年10月08日23:00