雁の使い
二本松
届けておくれ、この想い・・・・・・・・・
中国、前漢の時代、蘇武という名将が、武帝の使者として、北方の匈奴へ派遣されました。ところが、そのまま捕らえられてしまい、長い間、国に帰ることができませんでした。そこで、南に渡る雁の足に手紙をくくりつけて飛ばした・・・・・という故事から、手紙をこう呼ぶようになったそうです。
鳩ならまだしも、雁のことですから、漢まで届くはずもありません。が、最終的には、手紙をつけた雁が発見され、蘇部も救われたということです。
雁はカモやガンの仲間の総称で、学名は「ガン」のほうを使うようです。
その泣き声から「かり」と呼ばれるようになったといわれ、「雁が音」という言葉も、鳴き声だけでなく、雁そのものをいう時に使います。
雁を大空へ放つような気持ちで、手紙を送れば、もっと想いが伝わるかもしれませんね。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
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Posted by 加藤洋子 at 2008年10月17日23:00