愛おしい
ボナイユート社(イタリア) シナモン・チョコレート
交錯する感情
いたはし → いとほし → いとし・・・・・。まるで、伝言ゲームのようですが、「労しい」が愛おしいに変わっていったのだそうです。
「労しい」とは、不憫に思ったり、気の毒に思ったりすること。同情と愛とは違うといいますが、言葉の上では、同情が愛に変化していったようです。
もう一つ、「いとはし」つまり、「厭わしい」が語源だとする説もあります。
「厭う」は、いたわるという意味もあるのですが、一般には嫌うとか、嫌がるという意味です。まさに、嫌よ嫌よも好きのうちなのですね。
愛おしい、労しい、厭わしい。言葉も大変似ていますから、いつの間にか混同されたとしてもおかしくありません。その上、感情的にも行ったり来たりするものです。
労しい、厭わしいと思った時も、愛おしいことにしておきましょうか。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
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Posted by 加藤洋子 at 2008年10月22日08:00