9月の東部ガス様ワイン講座 造り手シリーズ「VIGNAI de DULINE
VIGNAI de DULINE
イタリアはフリウリ州の造り手です。
エチケットも緊張感のあるシックなデザイン。
ワインの味わいとエチケットのデザインが
マッチしているとおもいます。
ご夫婦の、ロレンツォとフェデリカ。
「私たちの仕事に対する哲学は、
収穫したぶどうを高品質で
健康なままの状態で醸造し、ワインにすること」
背筋を伸ばして、真剣に向き合うべきワインです。
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インポーター/ラシーヌさんの資料から
造り手:ヴィニャイ・ダ・ドゥリネ
産地:イタリア・フリウーリ=ヴェネツィア・ジューリア
ロレンツォ・モッキウッティ。ワイナリー「ヴィニャイ・ダ・ドゥリーネ」の、若きオーナーである。農業専門学校を卒業した後、ウーディネ大学の医学部で、 自然療法学(主に食餌・運動・空気・日光などにより自然治療を助長する)を学ぶ。1994年、このロレンツォが、70年代からすでに経営している小さなワイナリーであり、祖父の住むヴィッラノーヴァ・デル・ジュドリオに移り住み、また翌年、現在の夫人であるフェデリカとも知り合い、祖父とともに3人で暮らし始めるところから「ヴィニャイ・ダ・ドゥリーネ」の歴史が始まる。
ロレンツォとフェデリカは、ふたりとも都会的な暮らしから遠ざかることを好み、土地というものにより強い絆を求めた結果、農業というものに強くのめりこんでいったのである。そんなふたりの働きぶりに、祖父がワイナリーの全てを彼らに任せることを決めたのが、1997年。
ワイナリーを任されたロレンツォとフェデリカ。だが、まだワイン造りに対する関心は低く、それよりも、農業自体に興味があったようである。まずは、農業というものの全ての事を、自分たちの手で試してみることから始めた。小さなスペースに、いろいろな穀物の種を蒔き、今はもう誰も関心を持たないような、昔ながらの自然農法を再現してみなが らの栽培。そんな実験まがいの事をしているうち、ふと、ぶどうという植物に、より強く魅力を感じている事に気が付いたのである。何度か、ワインの試飲のコースに通ううち、ワインというものは、人間の知覚という扉を開いてくれる存在であると気づいたのである。ワインの香りや植物のかぐわしさは嗅覚を刺激し、また新しい味の発見や、味わいの違いを判断するために、記憶や五感が総動員されるという事を。やっとこの時点から、本格的なぶどう造りが始まり、ワイナリーとしてのスタートラインに立ったのである。また同時に、ここからが、彼らの「自然のまま」のワイン造りの本領を発揮していく始まりでもあったのである。
「ヴィニャイ・ダ・ドゥリーネ」の全ての畑は、有機肥料のみを使用するオーガニック農法。35年前から、すでに化学肥料は使用されておらず、1980年にはバイオロジーの認定を受けている畑もある。「私たちの仕事に対する哲学は、収穫したぶどうを高品質で健康なままの状態で醸造し、ワインにすること」という2人。そして少しずつではあるが、「ぶどう自身が“覚えている”、その土地や育った環境の記憶を壊さないよう、できるだけ余分な手は加えずに、ワインという形でぶどうそのものの表情を伝えたい」という彼らの夢に向かって、確実に近づきつつある、希望と期待がいっぱいのワイナリーなのである。
今夜のワインから贈り物まで。
飲食店様ワインのご提案からワインリストまで。
bar time : 12:00〜22:00
ワインショップ Atelier du vin
福島県郡山市桑野3-14-4
クローネ郡山2階
phone 090-8610-7430
Posted by 加藤洋子 at 2015年09月11日14:48
│東部ガスワイン講座