春秋
万作の艶か、千葉の彩か
「一日千秋の思い」というように、一年をひとつの季節で代表させる場合、人々は実りの「秋」を代表にしてきました。「秋」と書いて、「とき」と読ませることもあります。
二つの季節を選ぶとしたら「春秋」です。「春秋を経る」といえば、歳月がたつこと、「春秋長ず」「春秋高し」といえば年齢が高いこと、「春秋に富む」といえば、若くて、残っている年月が多いと言うことです。
この春と秋、どちらが優れているかを争うことを「春秋の争い」といいます。たわいもない争いですが、こういった争いは楽しいものですね。自分と意見は違っても笑っていられます。ゲームなどもそうですが、こうしたことから、人は、自分と違う他人を認めることを、学んでいくのではないでしょうか?
春秋論争、大いにやりましょう。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
秋風感じたら、ワインはいかがでしょう・・・
weekend wine bar 18:00~24:00 (only Friday & Saturday)
アトリエ デュ ヴァン
クローネ郡山2階
phone 07066827430
Posted by 加藤洋子 at 2008年09月14日23:00