待宵 まつよい
旧暦八月十四日の宵のこと
お月見とお花見は昔の人の最大の楽しみだったようです。みんな、指折り数えて、十五夜を待ったのでしょう。
待宵という言葉までできてしまうほど、「まだか、まだか」とまったのでしょう。
「来ることになっている人を待つ宵」のことも待宵といいます。
満月のことを望月ともいますが、「望」という漢字は、背伸びして、月をみようとしている姿をかたどったものだそうです。
もうすぐ、望みがかなう・・・・・。
後から振り返って見ると、こう信じて待ち焦がれている時が、一番ワクワクして、幸せな時間ですね。
明日は、晴れますように。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
来年のお月見は、ご自分で選んだワインで大切な方と過ごしてみませんか?
10月からのワイン&チーズレッスン
アトリエ デュ ヴァン
phone 07066827430
Posted by 加藤洋子 at 2008年09月16日23:00