「古宿」ワイン会

煮大根おぼろ昆布

御坊金平

冬野菜天ぷら

柚子大根

お品書き

寒椿

達磨のお軸
東北本線11:19発の各駅停車の電車に乗り、
矢吹町の食事処「古宿」さんへ。
須加川を過ぎるころから雪が舞い始めました。
案内頂いたお部屋は、雪見障子。
達磨のお軸に寒椿の生けられた静かな佇まい。
お料理はどれも、体に染み入る薄味の静かな味わい。
蕎麦は、名物の「大根そば」か、せいろを選んで。
桂剥きされた千六本の透き通った品のよい大根の
シャキシャキ感が蕎麦をひきたてながら、好相性。
天ぷらのふきのとうは、凍みた大地から、朝早くお父様が
採って来て下さったとのこと。
デザートの、揚げた蕎麦掻はじゅうねん味噌で。
揚げているのに、お代わりしたいほど軽やか。
みその甘さ加減が絶妙です。
ワインは、

松原農園 ミュラートゥルガウ2008

コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2007 (A.ショパン)
ボイーガス カヴァ・ブリュット(スペイン)
グリューナー・フェルトリーナー2007(オーストリア/ヘーグル)
シャンボール・ミュジニーVV2004 (ルイ・レミー)
繊細さを持ちながら、古宿さんのお料理にあうように、
静かな主張のあるワインをご用意しました。
天ぷらと松原農園さんのミュラー・トゥルガウ。
心と身体が肯くのがわかります。
帰り道、「大木代吉本店」さんへ。
お母様が、酒粕漬けの大根、柚子白菜(和風ピクルス?)、
紫ジャガイモの粉吹きイタリアーノ、粒餡羊羹など、
準備して待っていてくださいました。
いつもながら、お母様のお料理は大きな心に包まれるようです。
椿など大きな花器に生けこみされたスペースの囲炉裏の火が、
外の寒さを忘れさせます。
シトラス・セントの樽熟をいただきました。
夏頃に発売予定とのこと。楽しみな作品です。
中華、創作和食などにあうと思います。
「こんにちは料理酒」の仕込み中のものも、試飲させていただきました。
「古宿ワイン会」、次回は3月を予定しております。
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クローネ郡山2階 Atelier du vin
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Posted by 加藤洋子 at 2010年01月18日15:00