フランク コーネリッセン ムンジェベル・ロッソ2013 入荷

ムンジェベル ロッソ 2013
イタリアはシチリア、エトナの
自然派の造り手、フランク コーネリッセン。
人気が高まり、入荷本数も3本。
2012年からは、複数のヴィンテッジのブレンドをやめ、
単一ヴィンテッジにしています。
お買い求めはこちらからお願い致します。
わたしたちについて(HPからの一部抜粋引用)
詳しくはくちらをごらんください。
http://www.frankcornelissen.it/jap_azienda.htm
わたしたちの生産品はすべて、わたしたち自身の手
による労働で生みだされたものです。そのなかで
も、テロワールの深淵を最大限まで表現できたワイ
ン、オリーヴオイルは「Magma®」と名付けられま
す。これからのワインやオイルは、シチリア島のエ
トナ火山北斜面、標高650-930mに位置する、ごく限ら
れた土地から造られた、単一畑単一年のものです。
ワイン「Magma® Rosso」はわたしたちにとって最も貴
重な畑のネレッロ・マスカレーゼというブドウ品種
を。将来の「Magma® Bianco」は(白というよりは黄金
色を呈すはず)古代の白ブドウ品種。そして、オ
リーヴオイル「Magma®」には、サン・べェネデット
というオリーヴ品種で、完璧に熟し、一粒一粒厳選
した果実をもちいています。
オリーヴオイルというものが本物のパッションへ到
達してしまった、それも脅迫観念的な!金銭的にも
生産方法においても、全く妥協をしないオリーヴオ
イルを造るというアイデアは、オリーヴの栽培やオ
イル抽出など所々の生産過程において、細かな見直
しを余儀なくさせました。わたしたちは、オリーヴ
オイルに関してもワインと同様に、「Magma®」の品
質基準を用いています。サン・べェネデットという
非常に貴重な、より先鋭なテロワールの表現が可能
な品種だけを使用。その個性を最大限に引き出せる
条件のそろった畑を選び、手摘みで収穫。完璧に熟
した、ダメージを受けていない果実だけを、一粒一
粒選り分けます。その後、果実を傷つけないよう、
麻布を敷いた5kgのケースでそっと製油所へ。製油所
では、オリーヴそのものの香りを失うことのない伝
統的な石臼で挽き、ほかの残留オリーヴが混入しな
いように独自のディスクを使用したコールドプレス
機で抽出。こうして得られたオイルは、ガラスの容
器で最低2ヶ月かけてゆっくりと自然に不純物を沈
殿させた後、フィルターをかけずにボトリングされ
ます。この”ゴールド”の液体は、強烈にテロワー
ルアイデンティティを表現しており、それゆ
え“Magma®”と名付けられるのです。
わたしたちが自分たちの土地でも穀物を育てたいと
願うことは、パンが常に畑仕事に従事する人にとっ
て食事の基いであり、またシチリアが良質な硬質小
麦生産の中心地であったことを考えると、ひどく当
たり前のことのように感じます。地元で訪ね歩いた
結果、プレツィオーザとティミリアという、かつて
生産されていた2つの品種を探し当てましたが、わ
たしたちの耕作用馬のアストゥーリアが死んでし
まってから、これらの硬質小麦栽培は先送りになっ
てしまっています。一方で、山岳地帯に適し、栄養
価が非常に高く、不毛な土地を肥沃にする、蕎麦。
この穀物を、オリーヴやブドウ樹の間の段々畑で栽
培しています。母なる大地からひたすら奪い取るの
ではなく、むしろ尊重し共存しようとする、自給自
足的な農業がわたしたちの目標です。しかし、その
バランスのとれた状態にたどり着くには、まだしば
らくの時間がかかるでしょう。
品質の高い本質的なものを、自然を尊重しながら妥
協せずに造るということ、その品質を落とすことな
く継続的に生産し続けることは、ある程度コストの
かかることです。「Magma®」や「MunJebel®」の販売価
格をそのコストから割り出すと、そのどちらもが同
様に、破格に高いものとなってしまいました。そこ
で、「MunJebel®」の価格を下げ「Magma®」の価格を上
げることに決めました。テロワールアイデンティ
ティを最も強く表現している「Magma®」と、わたし
たちの暮らすエトナ火山、その地域の伝統と深い結
びつきを持ちながらも、ワイン愛好家にとって比較
的親しみやすい「MunJebel®」。ある意味、価格の社
会的政策ともいえます。
わたしたちは、より手軽でシンプルなワインー
「Rosso del Contadino」(農民の赤という意味)も生産
しています。ネレッロだけでなく、わたしたちの畑
にある全ての白ブドウ、黒ブドウ品種を混醸してお
り、まったく同様の哲学で造られているとはいえ、
「MunJebel®」や「Magma®」ほどのはげしい特徴はな
く、非常に飲みやすいワインとなっています。
最大限に純度の高い、本質的なものを得るため、安
定剤や酸化防止剤などを添加をせず、生産品自身が
その個性を自由に、偽りなく表現できるように努め
ています。そのため、わたしたちのワインは16℃以
下で保存、輸送する必要があります。また、できれ
ば、ボトルをあけた際にはデカンティングせず、ブ
ルゴーニュやバローロタイプのグラスに、ワイン貯
蔵用の部屋と同じ約12-16°Cの温度で注ぎ、開けたて
から香りの変化と発展を感じてください。わたした
ちのワインは、ワイン自身の持つ自然な力しか持ち
合わせていないため、何時間か空気にさらすと、黒
い溶岩石のような色へ変化していきます。でも、心
配しないで!その香りはより複雑なトーンへの変化
してゆくはずですから。

今夜のワインから贈り物まで。
飲食店様ワインのご提案からワインリストまで。
bar time : 12:00〜22:00
ワインショップ Atelier du vin
福島県郡山市桑野3-14-4
クローネ郡山2階
phone 090-8610-7430