ワインの香りを表現する
ワインは、色、香り、味わい、この3つが楽しみの大きな要素ですね。
色は見て、味わいは飲んでみて判りますね。
香りの表現が、中々進まないことがあります。
そこで、香りのトレーニング(というと、固いかもしれませんが・・・・)、ワイングラスに自然界の植物、花、香辛料、フルーツ(レモンの皮、メロンの果肉など)などを入れて、香りを嗅いでみましょう。
ワイングラスの膨らみの中に、驚くほどの香りが閉じ込められています。繰り返し嗅いで、香りを記憶していくと、ワインの香りを嗅いだとき、思い出しやすくなっているはずです。
薔薇がお好きなら、白い花びらと赤い花びらとの違いを嗅ぎ分けられると、楽しさが倍増するでしょう。
一つのグラスに赤い花びら、もう一つのグラスに白い花びら。比較テイスティングの、薔薇版とでもいいましょうか?
お好きな花なら、癒し効果も期待できます。
一つのグラスにレモンの皮を、二つ目のグラスにグレープフルーツの皮(ナイフでカットしたもの)をいれると、柑橘系の香りの訓練になります。
お試しになってみてください。
大好きな人とのワインの時間は、一日の疲れを忘れさせ、明日への活力を呼び戻してくれるでしょう。
今宵開けるワインは、香りを言葉にしてみるのも楽しいかもしれませんね。
Posted by 加藤洋子 at 2008年06月19日18:03