ワインの色からのメッセージ
アントシアニン
ブドウの果皮の色は、アントシアニン、ギリシャ語で『青い花』という意味で、植物の赤、青、紫を形成する物質です。
赤ワインは果皮ごと発酵させますので、果皮の色素が付きます。
PHによって、アントシアニンは色の変化があるため、ブドウの品種ごとに色が違います。
ワインが熟成していく時、時間の経過と共に、色が変化していきます。
これは、アントシアニンは不安定な物質で、時間の経過と共に消失していくためです。
消失してもなお赤いのは、他のフェノールと化合して、安定したピグメンテッド・タンニンという物質になるためです。
マセラシオンをしないロゼが、褪色し易いのは、マセラシオンはピグメンテッド・タンニンに変化するのを促進するためです。
マセラシオン・・・・・ブドウ液と果皮や種を接触させ、成分を抽出すること。
ワインの魅力を体感する、ワイン&チーズレッスンは、10月スタートです。
10月からの『ブドウ品種別コース』 水曜日 14:30~16:30 19:00~21:00
クローネ郡山2階
アトリエ デュ ヴァン
phone 07066827430
お問い合わせはどうぞお気軽に。
Posted by 加藤洋子 at 2008年09月16日22:00
│アトリエ デュ ヴァンの風景