不束 ふつつか

太い束、細い束
不束という漢字は当て字で、「太束」が変化したものだという説が一般的です。稲を太く束ねた太束のように、丈夫でしっかりしているという意味だったそうです。
ところが、平安時代になると、繊細なことが好まれ、太いことは無骨で、風流ではないと思われるようになりました。そして、時代を経るに連れて、外見がみっともないとか、心が行き届かないとという意味まで加わっていきました。
今は、謙遜で使われることが多いですね。どうも、女性の場合に使われることが多いようです。
でも、痩せていても不束といわれるのですから、無理なダイエットなどしないで、心の方を磨きましょうか?
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋

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クローネ郡山2階
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Posted by 加藤洋子 at 2008年10月12日23:00