知音 ちいん
かけがいのない理解者
知り合いや男女の仲にも使われるようですが、もともとは、親友、心の友をさす言葉でした。
昔、中国に伯牙という琴の名手がいました。彼の親友、鐘子期は、伯牙の音色を聴いただけで、彼の心境まで理解してくれたそうです。
知音の音とは、琴の音だったのですね。
この二人の故事からは、「琴線」という言葉も生まれました。
言葉も、音楽も、何かを伝えるために進化してきたもの。自分のことを本当に理解してくれる人は、かけがえにない存在です。
伯牙も、よき理解者がいたからこそ、努力しつづけることができたのでしょう。鐘子期がなくなった後、彼は、琴の弦を切ってしまい。二度と奏でることはなかったそうです。
『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎より抜粋
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Posted by 加藤洋子 at 2008年10月18日23:00