7月の頒布会のチーズ

モツァレラ ブファラ カンパーナ DOP マダイオ社製 (水牛)

フロマージュ・フレ ラ・ヴィエット社製

リコッタ・チーニョ チーニョ社製

サン・マルスラン

フェタ・オーガニック テラ・エオリカ社製
今回は、夏に相応しい、『フレッシュ・タイプ』です。
水牛のモツァレラは、予約でのみの販売の少量生産のものです。
カットすると、甘みとジューシーさのミルク分が
じわ~~~っと染み出します。
カットして、すぐに食べないともったいないんです。
何もつけずに、そのままミルクを味わう、そんな食べ方がお奨めです。
勿論、極上カプレーゼの出来上がりです。
大切な方との大切な食卓に。
この季節、スパークリングも欠かせませんね。
白いモツァレラに、ロゼ・シャンパーニュを合わせて、
テーブルに薔薇色の花を咲かせましょうか・・・
勿論、美しい貴女がいらっしゃれば、
他に花など必要ないかもしれませんが。
二番は、乳酸発酵を主体に固めたカードをすくいあげただけの
シンプルなフレッシュチーズ『フレ』。
ヨーグルトよりは少し固めです。
爽やかな酸味となめらかな口あたり。
はちみつやフルーツと一緒にデザートとして食べてもよし、
刻んだハーブを混ぜて塩胡椒して食べてもよし、
お菓子やお料理作りにも幅広く使えるチーズですが、
私はマヨネーズを少し加えてカレー粉で味を調え、
ドレッシングを作ります。
夏らしい爽やかなサラダが出来上がります。
初々しいカップルにお奨めな、ドレッシングです。
あぅ、勿論、長年ご一緒の時間を過ごされてきた
カップルにもお奨めです・・・
あぅ、たまたま今はお母様との夕食の方にもお奨めですって、
結論、夏の食卓にお奨めですぅ~~~
三番目は、『リコッタ・チーニョ』
イタリアはロンバルディアの牛乳製のフレッシュです。
蜂蜜、ジャムなどをかけるだけで、極上デザートの出来上がり。
「リコッタ」の語源はラテン語の「二度煮た」の意味。
チーズ造りの後に残ったホエー(乳清)に新しい乳や生クリームを
加えもう一度煮て、浮いた固まりを杓子ですくったもの。
私のお気に入りの食べ方は、
甘口スプマンテをかけて、混ぜ混ぜしながら
いただきます。
夏の休日の午後4時くらいが
好きな時間帯です。
4番目は、『サン・マルスラン』
フランスはプロヴァンスの北、リヨン近くのドーフィネ地方のチーズ。
町の名前がチーズ名になっています。
最初は酸味がありますが、
熟成が進んでくると、組織がしまって甘み、コクが
でてきて、この季節、ちょっと軽めな赤ワイン、
ランディジェンヌなど頂きたくなりますね。
今回のマルスランは、熟成加減の絶妙なものを
前田さんに選んでいただきました。感謝です・・・
5番目は『フェタ オーガニック』
世界中で作られているフェタですが、
PDO(原産地名称保護)に指定されているのはギリシャ産だけ。
羊乳70%山羊乳30%と混乳のため、
爽やかな酸味の中にも大変コクのあるものに。
乾燥オレガノをふり、オリーヴオイルをかけるのが一番シンプルな食べ方。
本場ギリシャでは、サラダの上に塊をのせ崩しながら食べたり、
野菜と一緒にパイの具に使ったりと
ギリシャの食卓には欠かせないチーズだそうです。
塩分を気になさる方やお料理に塩味を加える場合は、
一晩水に漬けて塩抜きしてからお使いいただけます。

毎月末にお届けしています。
チーズはワインと同じように、管理がものをいう
食べ物です。
フェルミエの前田さんが、出荷前にテイスティングをして、
熟成加減、品質をチェックした上での出荷のため、
最上のコンディションのチーズをお届けしております。
ご予約、お問い合わせはどうぞ、お気軽に。
8月は、爽やかな『羊チーズ』です。
入手の難しいものが届きます。
ワインとチーズは アトリエ デュ ヴァン
024-954-7666
07066827430
e-mail atelier.du.vin@gmail.com
Posted by 加藤洋子 at 2009年07月29日20:13
│チーズ